【砥石デビュー仕上げ編】コンドル社のブッシュクラフトベーシックを研ぐ
お気に入りのナイフなら切れ味だけでなく見た目もピカピカにしておきたいよね。
切れ味と刃先をピカピカにする
「ナイフはある程度、切れれば問題ない」という方なら、中砥石で研ぐだけで実用的な切れ味を得ることはできるそうです。
しかし、せっかくのお気に入りのナイフなら、切れ味を最大に良くしたいですし、刃先もピカピカにキレイにしておきたいですよね。
仕上砥石をつかってみる
砥石は荒い方がよく研げます。刃こぼれや錆を落とすのであれば、荒砥石や中砥石で研ぐ必要があります。仕上砥石は、細かいため切れ味が悪い状態から使うと時間が非常にかかってしまいます。
中砥石で切れ味が良い状態になるまで、研いでから利用するようにしましょう。今回は3000番の仕上砥石を利用しますが、6000番など数字の大きなものもあります。
数字が大きくなるほど、細かく研ぐことができます。
仕上砥石(3000)
今回は中砥石とセットになっている3000番の仕上砥石を利用します。
利用する砥石にあわせて水に浸けるなど準備をしましょう。
仕上砥石が乾かないように注意
中砥石と同様に、砥石の表面が乾かないように時々、水を垂らすようにしましょう。
常に砥石に水が残っている状態をキープします。
研ぎ汁を洗い流す
研ぎ終えたら、研ぎ汁でかなり汚れていると思います。
ナイフで手を切らないように注意しながら、水道水でキレイに洗い流してください。
ナイフを錆から守る
仕上砥石を利用して適切に研いでいけば、ナイフの切れ味は最大の状態になっていると思います。
せっかく研いでも、保管が悪ければ、錆びてしまいます。久しぶりに使おうとナイフを取り出した時に錆びていたらテンション下がりますよね。
研いだ後のナイフの保管をお伝えします。
水をふき取る
キッチンペーパーや乾いたタオルで丁寧に水をふき取ります。
濡れていると錆の原因になりますので、必要に応じて乾燥をさせてください。
オリーブオイルを用意
ナイフの表面が酸化しにくいように油の膜をはります。調理で利用することを考えると、調理でも利用できる油が望ましいです。
エクストラバージンオリーブオイルが良いらしいです。
オリーブオイルを塗る
キッチンペーパーなどにオリーブオイルを染み込ませて刃先を中心にナイフの刃全体に油を塗っていきます。
研いだ部分は念入りに塗ってください。
余分なオイルをふき取る
塗り過ぎるとベタベタになります。シースやケースなど油シミの原因になるので、余分な油はふき取ります。
この時に研いだ部分はあまりふき取らないように注意してください。
さいごに
今回はナイフのメンテナンスの中でも、仕上砥石を利用したひと手間かけた趣味に近いメンテナンスと、オリーブオイルを利用した保管についてご紹介しました。
手間はかかりますが、大切なナイフへの愛着は増すに違いありません。